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意外と知らない!?子どもの安全な手のつなぎ方

子どもがよちよちと歩き始める1歳頃から小学校に通い始める6歳頃まで、子どもと外を歩くときは手をつないで歩くママパパがほとんどでしょう。
子どもと手をつなぐ最大の理由は子どもの安全を守るためです。

・大人とはぐれないようにするため
・急に走り出したりして交通事故にあったりすることを防ぐため


主にこのような理由で、子どもと手をつないで歩いていると思います。
6歳以下の子どもの交通事故の60%以上が、子どもが急に飛び出したことによるものだとも言われています。

子どもの手は小さいうえに柔らかく、凹凸が少ないため、しっかりつないでいるつもりでもスルッと抜けてしまうことがあります。
急に手を振り払われたりすると、引っかかる部分がなく掴み切れないことも珍しくありません。
また、子どもの手首の骨は未発達のため、強く引っ張ったりすると脱臼してしまうこともあります。
少しでも子どもの危険を減らすため、安全な手のつなぎ方を実践してみてください。

実践してみると手をつないだときの安定感の違いがよくわかると思いますよ!

この記事で分かること

・子どもの安全な手のつなぎ方
・子どもの手首が脱臼しやすい理由
・子どもの安全を守る育児グッズ紹介


についてママセラピストが解説していきます。

子どもの安全な手のつなぎ方


まず下の写真のように、手の平と手の平を合わせて握っただけのつなぎ方です。
一般的な手のつなぎ方ですが、これでは子どもが手を離してしまうと簡単にすり抜けることができてしまいます。
子どもの安全を守るために手をつなぐのであれば、これでは不十分です。
また、大人の指を子どもに握らせるだけのつなぎ方をしている様子も見かけますが、これも危険です。子どもに手を離されて走り出されてしまうと、再び掴み直すのが困難になります。

次は安全に配慮した手のつなぎ方です。
こちらは子どもの手首をしっかりと固定して手をつないでいます。大人の薬指と小指で子どもの手首をホールドし、残りの親指、人差し指、中指で子どもの手をしっかりと握ります。
このように手をつなぐと、子どもは手首を動かしにくくなるため手を振り払いにくくなります。
また急に手を振り払われたとしても、スルッと抜ける前に薬指と小指が子どもの手首に引っかかるため、再度子どもの手を掴みやすくなります。

子どもの手首が脱臼しやすい理由


手首は「橈骨」「尺骨」と「手根骨」で構成されています。
手根骨は小石のような8個の骨の総称です。
手根骨が上手く噛み合っていることで手首の可動域は大きく、繊細な動きをすることができます。


しかし子どもの手根骨は未発達で骨同士の関節が緩いため、少しの衝撃で脱臼してしまうことがあります。
子どもの動きを制御しようとして強く手を引っ張ることで、手首や肘が脱臼してしまうケースは珍しくありません。
このような不意のケガを防ぐためにも、子どもと手をつなぐ際にはしっかりと手首を固定したつなぎ方をすることが大切です。

子どもの安全を守る育児グッズ


子どもを事故やケガから守るために、安全な手のつなぎ方をお伝えしましてきました。
しかし、子どものイヤイヤ期などで手をつなぐこと自体を嫌がられたり、複数人の子どもを連れて歩かなければいけなかったりと、思うように手をつなぐことができない状況もあるのが現状です。
3歳の息子も、気分によっては手をつなぐことを嫌がったり、急に走り出そうとしたりとヒヤッとする瞬間も少なくありません。
そんな場面でも、少しでも子どもの安全を確保できるように育児グッズの活用も検討しましょう。

①ハーネスリュック

子どもに背負わせたリュックサックにリードを取り付けられるタイプの物です。
リュックサックを持ちたがる子にはぴったりのアイテムです。
おやつやお気に入りのおもちゃを持ち歩くにも便利ですね。
リュックサックがずれないように、チェストベルトもしっかり固定して使うようにしましょう。
使用の際には不必要に引っ張ったりせず、子どもの歩行を邪魔しないように気をつけましょう。
小さい子どものバランス感覚は未発達で少し引っ張るだけでも転んでしまいます。
子どもとの距離感に気をつけながら、リードをたるませた状態で使用するのが基本です。

②キッズハーネス(手首用)


手をつなぐのを嫌がる子やママの手が足りないとき、子どもとはぐれてしまわないように使うアイテムです。
リュックサックに付けるハーネスには抵抗がある…というママにもおススメです。
使用の際の注意点としては、約1.5m程度伸びる仕様になっているので、急な飛び出しを引き止める目的で使用するには危険だということです。
あくまでも手つなぎの補助や迷子防止の目的で使用し、アイテムに頼り過ぎないようにしましょう。

まとめ

子どもの手をしっかりつないでいるつもりでも、ふとした瞬間に手を離してしまうこともあれば、どうしても子どもが手をつなぐことを嫌がることもあるでしょう。
ハーネスの使用については賛否両論ありますが、子どもの安全を守りたいという親の気持ちはみんな同じです。
ママやパパがお出かけの際に少しでも不安を感じるのであれば、育児グッズに助けてもらうことは良い判断ではないでしょうか。
子どもも少しずつ「危ないこと」を覚え、自分で安全確保ができるようになっていきます。
それまでは大人が子どもの命を守らなければいけません。
子どもに交通ルールを教えることはもちろん、少しでも安全を守れるような手のつなぎ方を実践し、子どもの性格や成長に合わせて便利な育児グッズも利用していきましょう。

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