10年以上マッサージをやってきた、その方法をお伝えします‼
やりやすいように自分流にアレンジしてもOKですよ。
１．足のオイルマッサージの目的・効果
むくみの予防・改善
身体の中でも足はむくみやすい部位ナンバー１です。
重力の影響を受け、身体の中の血液や老廃物が下の方に溜まってしまうことがむくみの主な原因です。
足に溜まってしまった血液を心臓のほうに戻したり、老廃物を身体の外に排出する手助けをすることができます。
冷えの予防・改善
身体の末端であるつま先や足首は心臓から最も離れており、筋肉量も少ないため体温が低く冷えやすいです。
マッサージをすることで血流が改善したり、オイルの効能で身体を温めたりすることで、むくみだけでなく冷え性の人にも効果的です。
筋肉の柔軟性アップ
ストレッチと同様、マッサージによって筋肉の柔軟性がアップします。
筋肉が硬すぎてストレッチするのが痛い！という人はマッサージから始めるのがおススメです。
反射区を利用した体質改善
足裏やふくらはぎ、すねなど、膝から下にはたくさんの反射区があります。
「胃の調子が悪いから土踏まずをマッサージしよう」とか「目が疲れるから足の指をマッサージしよう」という感じで、身体の器官や臓器を足に投影したものです。
「ツボ」と似ているのですが違うものです。(ここでは説明を割愛します。)
この反射区の刺激を利用して体質や体調を整えたり、反射区を刺激した痛みで器官や臓器の不調に気が付いたりすることができます。
２．使用するオイルの選び方
マッサージに使うのは「キャリアオイル」と呼ばれる植物油です。具体的な例として「ホホバオイル」「ココナッツオイル」「アーモンドオイル」「オリーブオイル」などがあります。
このキャリアオイルに「精油」と呼ばれる植物の成分を濃縮したオイルを混ぜ合わせて使うことで、アロマ効果をプラスすることができます。
ここで紹介するオイルの選び方①②はアロマ効果を期待した「精油」を選ぶ参考に、③はベースとなる「キャリアオイル」を選ぶ際の参考にしてみてください。
なお妊娠初期の妊婦さんには精油のご使用をおススメしません。
アロマ効果には子宮の収縮やホルモンの分泌を促進するものがあります。
詳しくはこちらのサイトが分かりやすかったので参考にしてくださいね。
①解決したい悩みで選ぶ
むくみ
むくみに効果的なアロマはヒノキ科の「ジュニパーベリー」「サイプレス」や柑橘系の「グレープフルーツ」「レモン」、フローラル系の「ゼラニウム」などです。
私のおススメはヒノキのオイルです。ウッド系の香りが苦手な人は少なく、初めて選ぶ人や匂いに敏感な人には無難なオイルと言えます。
冷え
冷え症の人におススメするオイルは「ジンジャー」「グレープフルーツ」「マジョラム」です。血管を拡張し血行を促進します。
私のおススメはジンジャーです。マッサージしている手まで温かくなりますよ。
不眠
不眠のときに効果的なオイルは「ラベンダー」「ベルガモット」です。
自律神経の働きを整え、リラックスさせる効果があります。
不眠ではない人でも、寝る前にこの香りのオイルでマッサージをすればリラックス効果抜群です。
②気分で選ぶ
リラックスしたいとき
ラベンダー、イランイラン、ローズなどのフローラル系の香りやヒノキなどのウッド系の香りがおススメです。
スッキリしたいとき
グレープフルーツやレモンなど柑橘系のシャキッとした香りがおススメです。
元気をだしたいとき
柑橘系やローズマリー、ペパーミントなどのハーブ系の香りがおススメです。
③肌質で選ぶ
乾燥肌
肌が乾燥している人には少し重たいテクスチャーのオイルが保湿効果が高くおススメです。ホホバオイルはどんな肌の人にもおススメできるオイルです。
アロマの効果をプラスしたい人は、上記のおススメしたアロマの中から選んでホホバオイルにプラスしてみると良いでしょう。
オイリー肌
肌がべたつき安い人にはサラサラしたテクスチャーのオイルがおススメです。ココナッツオイルは比較的サラッとしていて伸びも良く使いやすいです。
ココナッツオイルは保湿力はもちろん、血管拡張作用やデトックス作用もあります。初めてマッサージオイルを選ぶ人にもおススメです。
３．マッサージの方法
誰でも簡単にできるむくみ改善のためのマッサージ方法をお伝えします。
妊婦さんは安定期に入ってからおこないましょう。体調に不安がある人は医師に相談してから始めてくださいね。
姿勢は自分が一番やりやすい姿勢で構いません。
準備
・肌の弱い人や化粧品などでかぶれてしまったことがある人はパッチテストをしておきましょう。
オイルを少量肌につけて30分程度様子を見て、肌に異常がなければOKです。
・マッサージ後に軽くオイルを拭き取るためのタオルを準備しておきましょう。
オイルは肌に残しても問題ありませんが、足裏に残ったオイルで滑らないように気をつけてくださいね。
それではスタートです!!
まずは気に入ったオイルを適量、手に取ったら手の温度でオイルを温めます。
左足裏からスタート
左足裏には心臓の反射区があるため、まずは血液循環と老廃物の排出を促していきます。
下の図のように、心臓→腎臓→尿管→膀胱のラインを流すようにマッサージしていきましょう。
その後は足裏全体をマッサージしていくことで、全身の反射区を刺激できます。
痛みが強いところや硬くなっているところは優しく丁寧にマッサージしていきましょう。
足の指
足の指にも反射区はたくさんあります。
目、耳、鼻の反射区が集中しているので、目が疲れる人や花粉症の人は丁寧にマッサージしてみてください。
また足の指は普段から意識して動かすことが少ないため、むくんでいることに気付かない人もいます。
マッサージしながらくるくる回したり、曲げ伸ばしをしてよく動かしてください。
足の甲
足の甲には足の指を動かす筋肉や腱がたくさんあります。
腱と腱の間もむくみやすいので、老廃物を丁寧に流すようにマッサージしていきます。
足首
見落としがちなのが足首周りです。
内くるぶし、外くるぶしの周りはむくみが出やすいのですが、もともと骨が出っ張っていることもあって気が付きにくいです。
くるぶしの骨に沿って、体の中心部に向かって流すようにマッサージします。
ふくらはぎからひざ裏
アキレス腱の付け根からひざ裏に向かって場所を変えながらマッサージします。
足に溜まった老廃物を押し戻すイメージで行いましょう。
ひざ裏までしっかり流すのがポイントです。
すね
すねの筋肉をマッサージする際にも、足首からひざに向かってしっかりむくみを流していきましょう。
足首側は筋肉も細く、硬い腱が集まる部位なので少し軽めの刺激が良いでしょう。
ひざに近くなると筋肉も太く弾力があるので、しっかりマッサージしていきます。
左足が終わったら、右足も同様の順序でマッサージしていきましょう。
マッサージが終わったらしっかりと水分を摂ってくださいね。
流した老廃物を体の外に排出するためなので、忘れないようにしましょう。
1回の簡単なマッサージだけでむくみがスッキリしたり、体が温まったりと効果を感じる人もいれば
繰り返し何日も継続してマッサージを行うことで効果を感じられるようになる人もいます。
無理のない範囲で続けてみて下さいね。
４．おススメのマッサージオイルは？
自分でキャリアオイルと精油をブレンドしてマッサージオイルを作るのは難しい…
簡単にお試しできるオイルがいい…
アロマ効果も体感してみたい…
と言う人に、使いやすくておススメのマッサージオイルをご紹介します。
妊婦さんでも安心、妊娠線予防にも使える万能オイル
 | 価格:1,590円 |
アロマ効果を試してみたい人が初めて買うならこちら
 | トリートメントオイル ラベンダーリラックス 40mL【送料無料】(手＆からだ用)【生活の木】マッサージオイル 価格:1,760円 |
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温め効果を重視したい人にはこちら
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 | 価格:1,890円 |
まとめ
むくみや冷えが気になる人にはぜひ試してほしいオイルマッサージですが、妊婦さんは使わない方が良い精油(アロマオイル)があることを覚えておいてください。
植物油(キャリアオイル)でのマッサージは問題ありませんが、不安があれば医師に相談してください。
私は妊娠中は無印良品のホホバオイルを愛用していました。
保湿やマッサージ、妊娠線予防にお腹にも使えてとても便利ですよ。
現在は４つめに紹介した「ナチュレコ」のマッサージオイルのシトラス、イランイラン、ラベンダーを気分によって使い分けています。
まずは自分に合ったオイルを見つけてみてくださいね。
